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カン・シャネット カドモ19(赤)
¥5,940
Cadmo 2019 シラー、マントネグロ、ゴルゴリャッサ、カリュエット アルコール14% シラーと、島の固有品種マントネグロ、ゴルゴリャッサ、カリュエットの個性が重なり合い、ラズベリーのような果実味としっとりとした余韻が広がります。 派手さはないけれど、飲むほどにじんわりと心に沁みる味わい。 生産本数はわずか2,400本。 ゆったりと過ごす夜のお供にどうぞ。 インポーター資料より↓ 《詳細・歴史》 当主のホセはマヨルカに本拠を置き、現在ではスペイン国内はもとより世界的なホテルチェーンへ成長させた立役者であり経営者でした。経営者として世界中でその手腕を発揮すると共にワインへも精通していた彼は引退後にマヨルカでワイン作りをすることを決意し2008年に島の北部、アルクディアに2ヘクタールの土地を購入することからワイナリーの歴史はスタートします。植樹したのはシラー、メルロー、そして地場品種のマントネグロ、さらに一時は絶滅したとされる希少なゴルゴリャッサの4品種。同時にワイン作りをカスティーリャ・イ・レオンの北西部、ガリシア地方との境界近くに位置する村の出身でD.Oビエルソを世界的に有名にした醸造家、ラウル・ペレスに相談。ホ セが絶滅していたゴルゴリャッサでのワイン作りに挑戦することに共感したラウルは畑からほど近い街・ポレンサの郊外にある倉庫の一画で醸造を開始。2011年にマヨルカのブドウとして登録されていなかったゴルゴリャッサで、彼らは最初の実験的なワインを作りテーブルワインとして出荷。その翌年の2012年にこの品種はマヨルカのワイン用品種として認可されました。4種類のブドウ品種から作られるワイナリーの全体の生産本数はわずか20,000本。 ゴルゴリャッサ100%でワイン作りを復活させた最初のワイナリーであると共に、マヨルカ北部の独特な立地と気候を反映した、知る人ぞ知るエレガントスタイルなワインを生み出す生産者です。 《畑・栽培》 マヨルカ島北部、ポレンサ湾を見下ろすアルクディアの街の郊外。島の北側を東西に連なるトラムンタナ山脈のふもとに2ヘクタールの土地でブドウ栽培を行っています。この場所は冬場に雨が降り山に蓄えられた水がブドウ畑の下を流れる水脈を通じて暑く乾燥した夏場でもブドウ樹がストレスなく育つことができ、また現地で”エル・エンバット”と呼ばれるポレンサ湾から吹きこむ風によりブドウの生育がゆっくりと進むという理想的な自然環境に位置しています。土壌は石灰岩土壌。周りに何もないこの小さな区画では他の農家からの影響を受けずにブドウ栽培を行うことできると共に、周囲の自然環境にも配慮した農法をおこない、化学的なものは使用せず、カビなどの病気が発生した際には必要最低限の有機物で対処しています。風通りをよくするために畝の間隔をしっかりと取るだけではなく、2メートルを超える高い仕立てもこの畑の特徴です。収穫は通常、9月上旬にシラーとメルローから始まり、マントネグロとゴルゴリャッサは9月下旬に行われています。 《醸造》 手摘みで収穫し15kgのボックスに入れワイナリーへ持ち込まれたブドウは、1日かけて温度を約8℃まで落ち着かせます。樽発酵を行うこのワイナリーには4,000L、2500Lの大樽がそれぞれ2つずつあり、ブドウが潰れずに、またポンプを使用しないようにするために樽の上で除梗を行い野生酵母で発酵がスタート。発酵期間中は毎日2回のピジャージュを行い、マロラクティック発酵が終わってから新樽、1年、2年、3年使用した225Lと500Lのフレンチオークにそれぞれ移し替えて温度16℃、湿度80%の環境で約12ヶ月間熟成されます。 この温度と湿度の管理により、樽内の蒸発が非常に少なくなり、SO2添加を最低限に抑えることができます。その後、卵白を使用せずに、植物性タンパク質を用いて清澄、フィルタリングし瓶詰め。
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ボデガス・カルロス・マソ エル・アウトサイダー22(赤)
¥5,500
El Outsider 2022 ガルナッチャ、パセラ、テンプラニーリョ アルコール14% チェリーや赤すぐりのようなジューシーな果実味が広がり、そこにほんのり土っぽさやスパイスのニュアンス 軽すぎず、重すぎず、ついついグラスが進むバランス感。 酸味はきれいで、タンニンはやわらか。 油を使った料理や、トマトソース、焼き野菜なんかとも相性◎ 小さなワイナリーの大きな夢が詰まった、特別な1本です。 インポーター資料より↓ 《詳細・歴史》 人口約2,700人。ラ・リオハ州の東部、羊飼いが11世紀前半に作ったといわれる歴史あるアルデヌエヴァ・デ・エブロ村で夫婦が営むワイナリーです。この村で代々続くブドウ農家の息子であるカルロスは1984年生まれ。 大学で生物学と醸造学を修めたのち2008年から2020年までリオハ、カタルーニャのテラ・アルタ、アラゴン、チリのコルチャグア、またスペイン北部のナバーラなどでワイン作りを経験するのと並行して、同じ村出身でグラフィックデザインを学んだイザベルと共に実家の倉庫で2012年にワイン作りをスタートしました。2021年には両親のブドウ畑を引き継ぎ、念願のワイナリーを設立。 アルデヌエヴァ・デ・エブロ周辺はもともとガルナッチャを主体とした地場品種が栽培されていましたが、周りの農家たちはテンプラニーリョに改植した歴史がある中でカルロスの実家は地場品種を中心に栽培を続けていました。大学卒業後にさまざまな場所でワイン作りを経験したのはガルナッチャの優位性を探ることと彼は語っています。 『Vinos En Vos Baja-バハの声をワインで届ける』 地場品種を中心に栽培をしていた実家のブドウ畑を引き継ぎバハ(現リオハ・オリエンタル)ならではのワイン作りをすることで、自分たちが生まれ育ったこのエリアを自分たちが、また次の世代伝えていくことに情熱を注いでいる、家族と土地への愛に溢れている生産者です。 《畑・栽培》 海抜360m-380mの10区画トータル6haを所有(一番新しく開墾した山間のヤサ・デ・ラ・クエヴァ/Yasa de lascuevasだけは標高450m)。完全オーガニックによるブドウ栽培。仕立ては基本的にゴブレで接ぎ木なしの自根。畑仕事は基本的にカルロスと彼の父親の2人で行っています。 《醸造》 除梗せず(全房)でフレンチオークの古樽を使用し温度コントロールをせずに自然発酵。発酵後は古樽(一部新樽)で約1年間の熟成。必要最低限のSO2を使用。無濾過・無清澄にて瓶詰め。
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ヴァン・ド・フランス・セラファン22(赤)
¥5,280
VDF Seraphin グルナッシュ アルコール13.1% ベリー系のジューシーさ、ほんのりスパイス、飲み心地なめらか。 ゴクゴクじゃなくて、じんわり楽しむタイプのナチュラルワイン。 ゆっくり話したい夜や、誰かにちょっといいワインをすすめたいときに。 インポーター資料より↓ ラングドック、ポーアンでビオロジック・ビオディナミの畑で10年以上SO2無添加醸造。 フランスながらイタリアそしてスペインの交流のある場所。地中海の気候と独自の文化を反映したこれぞテロワール!な彼のワイン。 素直な果実とそこから広がる野性味と清涼感のあるエキス的なグルナッシュ。
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マキシム・クロテ ヴァン・ド・フランス ピノ・サン・マリー・ルージュ22(赤)
¥7,480
Maxime Crotet Vin de France Pinot St Marie Rouge 2022 ピノ・ノワール アルコール12% お花のようにフローラルな香りと、ピノ・ノワールらしい軽やかさが魅力◎ 古樽で6ヶ月ゆっくり寝かせて、果実味と優しいタンニンがちょうどいいバランスに。 赤ワイン初心者さんにもおすすめな、スルスル飲めちゃう系! 気取らず楽しめる、でもちょっとだけ特別な一本です。 インポーター資料より↓ フレデリックコサールで醸造を務めていましたが2021年より独立。ブルゴーニュだけでなく、コサール同様に買いブドウからもワイン造りを。 軽やかな抽出でエキス的。彼の故郷だというボーヌとジュラの間の地のピノノワール。
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チュッペン・シュペートブルグンダー 2022(赤)
¥4,620
TS(Tschuppen)Spätburgunder 2022 ピノ・ノワール アルコール13% 香りは甘く煮詰めたチェリーやラズベリー。 口に含むと、やわらかくジューシーな果実味が広がり、なめらかなタンニンと、きれいな酸がバランスよく寄り添います。 ほんのりハーブやローストナッツのニュアンスもあり、軽やかだけど奥行きも感じられる一本。 インポーター資料より↓ 【畑】 ローム層を含むジュラの石灰岩土壌 【栽培・醸造】 100%を除梗し、野生酵母を使用して発酵、6週間のマセレーション。その後、225Lの古様で20カ月熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。 【コメント】 ツィアアイゼンの畑の中で、最も若いブドウ樹から造られるベーシックなピノ・ノワール。香りは甘みを連想させる熱したフルーツ、濃密な甘いチェリー、少しラズベリーも感じられるが、主にチェリー系の赤果実が中心で、黒系果実よりもむしろ赤系果実のニュアンスが強く感じられる。口に含むと非常に繊細で温かみがあり、再び美しい甘いチェリーの味わいが広がる。ベルベットのように滑らかな熟成したタンニンと、鮮やかで生き生きとしたフレッシュな酸が調和しており、細やかなハーブやローストした栗のニュアンスも。繊細でありながらも全体的に丸みを帯びており、素晴らしい調和を放っている。決して重たすぎず、エレガントでストレートなスタイル。チャーミングでありながら常に焦点が定まっている。
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プリミエール・キュヴェ・カベルネ・フラン 2022(赤)
¥8,580
Premiere Cuvee Cabernet Franc 2022 カベルネ・フラン アルコール12.5% 熱したプラム、タバコ、深みのある香りにうっとり。 しっかりとしたタンニンも、質感はなめらか。 酸はキレがよく、洗練された味わい。 スパイスとミネラルが重なり、余韻が静かに続きます。 大切な日の1本に、ぜひ。 インポーター資料より↓ 【畑】 火打石と石灰岩土壌。オーガニック栽培。35hL/ha。齢70年以上。 【栽培・醸造】 手摘みで収穫。14日間のマセラシオンを行い、ステンレスタンクにて野生酵母を使用して発酵。シュヴァル・ブランから譲り受けた古樽で1年間熟成を行い、無濾過・無清澄で瓶詰め。6カ月瓶内熟成を行いリリース。 【コメント】 ワイナリーを訪問した際にテイスティングし、瓶詰め直後だったがその整い方に驚いた。テイスティングで開けた全ワインの中から1種類好きなものを持って帰ってよいと言われ、迷わずにこのカベルネ・フランを選んだ。熱したプラム、タバコ、グラファイトのニュアンス。タンニンはしっかりと熱し滑らか。綺麗な酸が洗練された印象を与え、しっかりとしたストラクチャーが感じられる。ダークフルーツの風味が主体で、ミネラル感とスパイスが調和し、エレガントな余韻が長く続く。
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レ・ジャルダン 2021(赤)
¥4,290
Les Jardins 2021 カベルネ・フラン、ガメイ、グロロー アルコール13% レッドチェリーや熟したカシスなど、赤系果実がふわっと広がって、そこにスパイス感 タンニンは細かくてなめらか。酸味とのバランスもよく、最後までフレッシュな印象◎ インポーター資料より↓ 【畑】 砂質シスト土壌。1ha。南向き(カベルネ・フラン)、南西向き(ガメイ、グロロー)。標高30m。オーガニック栽培。グイヨ仕立て。4,700本/ha。 35hL/ha。齢70年(カベルネ・フラン)、24年(ガメイ)、54年(グロロー) 【栽培・醸造】 手摘みで収穫。10%全房発酵。3日間のマセラシオンを行い、野生酵母を使用してステンレスタンクで12日間発酵。そのままマロラクティック発酵を経て、12カ月熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。18カ月瓶内熟成を行いリリース。 【コメント】 アンジュエリアを代表する黒ブドウ3品種によるブレンド。 レッドチェリー、赤スグリ、熟したカシスなど赤糸果実が中心で、グラファイトやペッパー、スパイシーなニュアンスがアクセントを加えている。タンニンは量はあるが、非常に柔らかくきめ細かいく、きれいな酸とともにフレッシュさを演出している。