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チュッペン・シュペートブルグンダー 2022(赤)
¥4,620
TS(Tschuppen)Spätburgunder 2022 ピノ・ノワール アルコール13% 香りは甘く煮詰めたチェリーやラズベリー。 口に含むと、やわらかくジューシーな果実味が広がり、なめらかなタンニンと、きれいな酸がバランスよく寄り添います。 ほんのりハーブやローストナッツのニュアンスもあり、軽やかだけど奥行きも感じられる一本。 インポーター資料より↓ 【畑】 ローム層を含むジュラの石灰岩土壌 【栽培・醸造】 100%を除梗し、野生酵母を使用して発酵、6週間のマセレーション。その後、225Lの古様で20カ月熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。 【コメント】 ツィアアイゼンの畑の中で、最も若いブドウ樹から造られるベーシックなピノ・ノワール。香りは甘みを連想させる熱したフルーツ、濃密な甘いチェリー、少しラズベリーも感じられるが、主にチェリー系の赤果実が中心で、黒系果実よりもむしろ赤系果実のニュアンスが強く感じられる。口に含むと非常に繊細で温かみがあり、再び美しい甘いチェリーの味わいが広がる。ベルベットのように滑らかな熟成したタンニンと、鮮やかで生き生きとしたフレッシュな酸が調和しており、細やかなハーブやローストした栗のニュアンスも。繊細でありながらも全体的に丸みを帯びており、素晴らしい調和を放っている。決して重たすぎず、エレガントでストレートなスタイル。チャーミングでありながら常に焦点が定まっている。
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ヤスピス・ウンターイアディッシュ・グートエーデル 2022(500ml)(橙)
¥8,140
Jaspis Unterirdisch Gutedel 2022 (500 mL) ローター・グートエーデル アルコール10% ローター・グートエーデルという、ちょっと珍しい赤い皮のシャスラを使用。 香りはリンゴの皮、ブラッドオレンジ、ハーブにちょっと野菜っぽさも。 複雑だけど、不思議とまとまっててクセになるバランス。 オレンジワイン好きなら一度は体験したい、力強くて奥深い一本です◎ インポーター資料より↓ 【畑】 シレックスを含む粘土質石灰岩土壌 【栽培・醸造】 完全に除梗し、1年間畑のアンフォラに埋められ野生酵母を使用して発酵。その後木樽で24カ月熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。亜硫酸添加もなし。 【コメント】 ローター・グートエーデルはグートエーデル(シャスラ)の赤色果皮変異種。ピノ・グリと同じような自合いを持つ品種で、スキンコンタクトによりアンバーな色合いとなる。最初は非常にリッチでやや甘みを感じさせる濃厚な香り。リンゴの皮、ブラッドオレンジ、ラディッシュ、ニンジンのような野菜の要素もあり、微かなキャラメル、パセリ、マジョラムのようなハーブのニュアンスが複雑さを与える。口に含むとフルボディでしっかりとした存在感。フェノールが全面に押し出され、皮のニュアンスが際立つ。奥深く重にも重なる層。タンニンと酸が絶妙なバランスを保ち、グリップのある力強く長い余韻。オレンジワインの傑作だと思う。
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シュタインクリューグレ・グートエーデル 2022(白)
¥6,820
ST(Steinkrügle)Gutedel 2022 グートエーデル(=シャスラ) アルコール10.5% 軽やかだけど、しっかり深みあり。 洋梨やマルメロ、やさしい黄系果実の香りに、 キリッとした酸と、石っぽいミネラル感がじんわり続きます。 20ヶ月の長期熟成からくる、やわらかな樽のニュアンスと繊細な口あたりがたまらない◎ 1本は今、もう1本は数年後に。そんな楽しみ方もおすすめです。 インポーター資料より↓ 【畑】 オーベンベルク、ジュラ紀の石灰岩と黄土の急斜面、樹齢40年以上 【栽培・醸造】 ブドウは破砕後、一晩寝かせ、24時間かけてゆっくりと圧搾。伝統的な木桶で発酵。澱とともに20カ月間樽熟成。無濾過、無清澄で瓶詰め。 【コメント】 15世紀からこの地域で続く"Stubete"というワインメーカーが友人や近所の人を招待して、みんなでワインについて語り合うというツィアアイゼンのイベントに参加した。この会でシュタインクリューグレ・グートエーデルを2021ヴィンテージから1996年まで遡ってテイスティングした。もちろんヴィンテージにより差はあるが、素晴らしい熟成をしていてとても驚いた。高い酸とバランスの取れた果実味、塩味を感じるミネラル、ツィアアイゼンのグートエーデルは飲むと熟成のポテンシャルを感じるが実際に体験できたのは貴重な経験だった。個人的にも何本か寝かせてみようと思った。温暖で乾燥した2022年ヴィンテージ。前ヴィンテージに比べ果実の熟度と豊かさがあり、淡い黄色果実、マルメロ、梨といった香りが感じられるが、ツィアアイゼンらしい還元的なスタイル。非常にエレガントで繊細なフェノールと樽熟成による素晴らしいテクスチャーが感じられる。酸と石のような硬いミネラルのトーンがボディを引き締めながら余韻まで続いていく。
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ムスブルッガー・グラウアー・ブルグンダー 2022(白)
¥6,930
MUS Grauer Burgunder 2022 グラウアー・ブルグンダー(ピノ・グリ) アルコール13.5% 口当たりはふくよかで緻密。じゅわっと広がるエキスの甘みと、ピリッとキレのある酸が絶妙で、余韻には遊び心も。クラシックで、どこかモダン。 “ピノ・グリのセンスが光る”一本。ワインラバーにこそ、ぜひ! インポーター資料より↓ 【畑】 純粋な石灰岩にローム・レス・鉄分の層が重なる土壌、齢約50年 【栽培・醸造】 一晩マセレーションを行い、酸素と接触させながら非常に慎重かつゆっくりと圧搾。野生酵母を使用して発酵。3-4回使用した600Lの樽で22カ月熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。 【コメント】 ピノ・グリというアルコール度数が上がりやすい品種で、温暖で乾燥した2022年ヴィンテージということで初、そこまで期待をしていなかったが良い意味で裏切られた。アロマティックというより、ツイアアイゼンらしく、還元的でミネラルが中心のスタイル。淡い赤みがかった黄金色。控えめなスパイシーな木のニュアンスがあり、リンゴや赤スグリの香りも感じられる。口に含むと密度のあるストラクチャー、きめ細かなフェノールが豊かに感じられ、強いエキスの甘さと生き生きとした酸が交差する。余韻には遊び心があり、凝縮感のあるエキスの核がコンパクトに残る。
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ハールト・リースリング 2023(白)
¥4,950
SOLD OUT
Haart Riesling 2023 リースリング アルコール11.5% 柑橘のフレッシュさに、ほんのりスモーキー&ハーブのアクセント。 砕けた岩みたいなミネラル感もあって、 するりと飲めるのに、ちゃんと芯がある。 酸のキレが心地よくて、ついつい次の一口へ。 ごはんにも寄り添ってくれる、頼れる一本です。 インポーター資料より↓ 【畑】 サスティナブル栽培。ピースポート周辺の畑。スレート土壌。標高100m。南西向き斜面。齢30-40年。 アインツェルプファール仕立て(棒仕立て)。10,000本/ha。40-45 hL/ha。 【栽培・醸造】 手摘みで収穫。バスケットプレスを行い、ステンレスタンクにて9-10度で野生酵母を用いて発酵。マロラクティック発酵は行わず、清澄・過を行いボトリング。 【残糖】 5.4g/L 【コメント】 ユリアン・ハールトの名刺代わりとなるドライリースリングのエントリーワイン。このワインを飲むだけで、彼が世界的に評価されている理由が分かる。 柑橘系のフレッシュで爽やかな印象に、スモーキーさとハーブの香りがアクセントとなっている。砕けた岩のような鉱物的な風味も。引き締まっていて、的確で食欲をそそる酸が中心。素晴らしい引き締まりと長い余韻。
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ハールト・カビネット・オールド・ヴァインズ 2023(白)
¥5,720
SOLD OUT
Haart Kabinett -Old Vines- 2023 リースリング アルコール9.5% レモンキャンディみたいなジューシーさに、 ほんのりハーブと砕いた石のニュアンス。 なのにスルスル飲めて、罪悪感ゼロ◎ 食前・食後・食間、どこにでも登場OK。 映画のお供にと思ったらオープニングで飲みきっちゃうやつ。 インポーター資料より↓ 【畑】サスティナブル栽培。ピースポート周辺の畑。スレート土壌。標高100m。南-南西向き斜面。 掛齢30-40年。アインツェルプファール仕立て(棒仕立て)。10,000本/ha。40-45 hL/ha。 【栽培・醸造】 手摘みで収穫。バスケットプレスを行い、ステンレスタンクにて9-10度で野生酵母を用いて発酵。マロラクティック発酵は行わず、清澄・濾過を行いボトリング。 【残糖】 32.7g/L 【コメント】 世界で5番目にマスター・オブ・ワインとマスター・ソムリエの両方の称号を取得したシンガポール在住のベンジャミン・ハスコ氏。彼がインタビューの中で、最もコストパフォーマンスの高いワインを聞かれた際に、このワインだと回答していた。ピュアなレモンやライムの果実味、そして砕いた石のヒントがしっかりと感じられる。素晴らしい凝縮感と軽やかさを兼ね備え、酸味と甘みのバランスという点において非の打ち所がない。生き生きとしたエネルギーに満ち溢れたワイン。